大動脈解離 破裂 スタンフォードB型

2017.6.14
透析が終わり,自宅に戻って着替えている途中で背中に鋭い痛みを感じた。立っていても痛いし,座ろうとしても痛い。透析室に連絡をしたら循環器を受診できるようにしてくれるとのことだったので,早速病院へ向かう。循環器の診察室前で待っていたら,内科がかかりつけだからまずはそっちで見てもらうよう看護士さんから話される。内科ではレントゲンを見ても特別なことはなさそうなので,筋肉痛だろうと診断される。カロナールを飲んで様子を見るよう言われる。
夕方まで自宅で過ごしたが,痛みが治まらなかったので,夜間救急で再受診することに。レントゲンで急性大動脈解離の疑いがみつかり,造影CT検査をすることになった。結果はやはり急性大動脈解離で,ストレッチャーに乗せられ,大学病院に運ばれることになった。モルヒネで痛みを止めてもらったいたが,痛い。

運ばれた大学病院の処置室で,医師から,手術ではなく,入院して様子を見ていくことの説明を聞いたあと,また激しい痛みがあった。その後気を失って記憶がないが,大動脈が破裂したので,緊急手術を行うことになったと妻が説明を受けた。